お役立ち情報
伝統の味を、日本全国・世界各国の参拝客へ届ける「おもてなし」のお店
Hajimari~高校生ver.~のスタッフがお届けする特集記事。
今回お届けするのは、伊勢神宮内宮近くの「おかげ横丁」に店舗を構える伊勢醤油本舗。
伊勢神宮といえば、日本中のみならず、全世界から絶えず参拝客が足を運ぶ場所。
様々な人との交流が持てることが仕事の楽しみと語るのは、名物女将の羽根さん。
ここでは、店長を女将(おかみ)と呼ぶそうです。
女将の案内で見渡した店内は、多種多様の商品がセンス良く並べられています。
注目してほしいのは、商品一つ一つに添えられたPOP!
手書きのコメントが書かれたこのPOPを作るのも大切なお仕事。
わかりやすく書くことで興味を持ってもらったり、
お料理の写真を添えることでイメージを膨らませたり。
商品の魅力を余すことなく伝えます。
目につくからこそ興味を持ってくれるお客様も多く、
「これ、どんな商品なんですか?」
と、お客様とコミュニケーションを始めるきっかけにも。
自分で作ったPOPを見て、お客様が興味を持って話しかけてくれるのも楽しみのひとつ。
商品企画担当へお客様の声を届けるのも大切なお仕事。
お客様とのコミュニケーションを通して伊勢醤油の魅力を伝え、
お客様の声を商品に反映させていきます。
賑やかに笑顔の絶えない居心地のいい店内には、お客様の足が絶えません。
一番の売れ筋は、やはりこれ。
毎月参拝に来られるたびに立ち寄られる常連さんもいるそうです。
すぐ味わってもらえるよう、この伊勢醤油を使ったテイクアウト商品も準備しています。
一番人気はダントツで伊勢焼きうどん!
あの有名な伊勢うどんを、焼きうどんにしちゃうんです!
女将曰く、簡単そうに見えてなかなか作るのが難しいこの伊勢焼きうどんとのことですが、
まだ若い店員さんが手際よく調理してくれました。
温泉卵の乗った伊勢焼きうどんに、鰹節にブラックペッパーをかけてみたり。
トッピング内容によって、味も変化が楽しめます。
これがまた甘く濃厚で、子供からお年寄りまで全世代に愛される伝統とおもてなしの味。
一度食べたら止まらないその美味しさを求めて、お土産に買う人が後を絶ちません。
仕事のやりがいは、やはりお客様との会話を通したコミュニケーション。
働くスタッフはみんな、本当に楽しそうに接客をしていました。
全国津々浦々、世界各国から大勢のお客様がみえるため、その土地土地の話をしながら
伝統ある伊勢醤油の魅力を伝えていくおもてなしのお店。
明るい笑顔のあふれる店内は、今日もまた一日、たくさんのお客様を迎えています。