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モノ作りの原点がここにある!
Hajimari~高校生ver.~のスタッフがお届けする特集記事。
今回注目したのは、愛知県西三河の自動車部品メーカー、株式会社イナテック。
先輩社員のインタビューを通して、その仕事の魅力をお届けします!
一人目、ちょっと照れ屋なワイルドフェイスの藤井さん。
入社6年目でありながら、携わっているのはモノ作りの花形、生産技術!
カンタンに言えば、生産ラインを立ち上げる仕事です。
こんな部品を作りたい、というオーダーを、
図面をもとに生産設備を整えて生産できるようにする仕事。
とにかく試行錯誤しながら、1年スパンで新しい生産ラインを立ち上げます。
世に出る新しい車の部品、じつはその1年以上も前から生産準備をしているんです。
材料となる部品を流し、たくさんの工程で削ったり穴を開けたりしながら、少しずつ完成していく部品。
そのための機械を配置し、加工するプログラムを設定していくのがお仕事です。
加工方法や順番を創意工夫しながら、効率的かつ正確に早く、完成させる必要があります。
例えば完成した生産ラインのひとつがコチラ↓
いくつもの工程を経て完成していく部品ですが、その一つ一つに必要な機械設備やプログラムを設定することで、作業する方が部品を生産できるようになります。
並行して3~4つの生産ラインの立ち上げに携わっている藤井さん。
どう見てもバリバリ工業系学校卒かと思いきや、地元の文系高校を卒業されたそう。
工業系の出身でないので、最初は全くわからなかったそうですが、1年間の研修後、切削加工を3年間仕事の中で学び、今の仕事へ。
立ち上げる生産ラインにかかるコストは、1億円、時には2億円もするという。
それだけの設備を整え、生産ラインとして稼働させていく仕事のやりがいは、相当なもの。
楽しそうに話す藤井さんのお話は、モノ作りのオモシロさ、その原点を感じたインタビューでした。
さて、お次は入社2年目の杉田さん。
会社見学で見た「働く人の姿がカッコいい!」ということで、イナテックに入社を決意。
杉田さんも、じつは文系、普通科の出身。
ですが、担う役割は非常に重要で、機械にセットされている刃物の再研(メンテナンス)です。
モノを削るにも、機械にセットされた特殊な刃物(カッター)がないとできません。
当然、削れば削るほど刃物は劣化していくので、定期的なメンテナンスが必要です。
精密な部品加工技術を支える刃物の再研(メンテナンス)は、上手くできていないと、
それがそのまま不良品を大量生産してしまうことに繋がります。
半日で約20もの刃物を再研する杉田さん、それはもう忙しく。
生産ラインを止めてはいけない、という強い責任感を持ちながら楽しそうに語ってくれました。
しっかりとした研修と、配属後の先輩たちからの優しいアドバイス。
働きやすい環境を通して、一人前に成長していく過程をまさに上っています。
最後は採用担当者の中島さん。
笑顔で話すその姿は、イナテックのいたるところで見かける社風そのものだと感じました。
働く人が笑顔でモノ作りを楽しめる場所。
モノ作りってオモシロい!その原点を感じられる取材となりました。
最後は、満面の笑みでこのドリンクを渡してくれました。
来社する人全員に配っているというこの栄養ドリンク。
この細やかな気配りが、イナテックの笑顔の秘密なのかもしれません。